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2013年4月16日 (火)

イタリア11日間

当初、11日間は長いかな?(イタリアツアーは8日コースがほとんどだった)と思いましたがとんでもない、ミラノ→ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマで、各都市連泊(ローマのみ3連泊、途中立ち寄ったアッシジもとてもよかった、アッシジにも泊まりたいくらいだった)、ツアーの観光と自分のフリーの日とが交互という感じで、これでも、各都市を後にする時は心残りは否めなかった。

旅行先をイタリアに決めたのは、フィレンツェのウフィツィ美術館に行きたかったからで、ツアーでももちろんガイドさんと一緒に見学したが、予想通りそれだけでは物足らず、翌日のフリーの日に再度ゆっくり半日かけて見学しました(東京で出発前にインターネットで予約をしていった)。学生時代からいつか見に行きたいと恋焦がれていたボッティチェッリの絵を前にして、あまりにも長く思い続けたので気恥ずかしいような、でもこの絵が私をここまで連れてきてくれたんだ、という感慨がありました。
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↑ウフィツィ美術館。正面に見えているのが渡り廊下。右に予約者用のチケット窓口(ここで予約時に受け取ったメールのプリントアウトと引き換えにチケットを受け取る。15分前に並んですぐ引き換えられました)。「ナンバーone」の窓口へ行け、と言われます。1番窓口は写真の左側手前。チケット窓口の向かい側の建物にあります。1番窓口も、向かって左側に団体用の列、向かって右側に個人用の列、と分かれています。IDカードを下げた係の人が立っていますので、「ボンジョルノ!」と明るく挨拶してチケットを見せれば、どこへ並ぶのか教えてくれます。2番窓口は当日並んでいる人たち。かなりの行列でした。

絵でいえば、ミラノで見たダ・ヴィンチの最後の晩餐は本当にすばらしくて、涙が出てきて仕方がなかった。修復されたばかり、ということで、色がとてもきれいに出ていた。構図の見事さ。物語を感じさせる人物たちの動き、表情。やっぱり何でも現場に来て実物を見ないとダメだ、と改めて思い、ダ・ヴィンチの才能を見せつけられる思いでした。
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↑イタリアでは、登れるところは登るべし、と以前聞いたので、どの街でも高いところにまず登りました。これはミラノのドゥオーモ。もちろん階段コース(チケット売り場のおじさんが「かいだん?」と日本語で聞いてくれました)、7ユーロ。まだかな?と思った頃到着。楽勝。きつかったのは、フィレンツェのクーポラ。でも、屋上からの眺めは最高。

ヴェネツィアの街は、想像以上に素敵でした。案の定迷子になってばかり。でも、迷子で歩くのもまた楽しい。ドゥカーレ宮殿はやはりツアーで回るだけでは見たりなかった。いつかまた来て、1日かけてゆっくり見たい。街も、迷子になっていたり、教会に入って絵をゆっくりみていたりしたせいもあって、まだまだ歩けなかった場所ばかり。ヴェネツィアだけでも何日でもいられそう、と思った。泊まったホテルも貴族の館をリノベーションしてホテルにしているとのことで、調度も部屋もとても優雅な気分。次回も必ず泊まりたい。
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ローマはもちろん見どころがありすぎて回りきれなかったけれど、車が多いし(信号の色とか、横断歩道の有無とか、そんなことを気にせずどんどん道を渡らないとどこにも行かれない。ローマの街のおかげで交通事故のトラウマから脱皮できた気がする)、物価も高いし、物売りも多いし、修理中(トリトーネの噴水はカバーがかかっていて何も見えなかった)のところも多いし、帰ってきて思い返すと、今回の旅ではフィレンツェ、ヴェネツィアのほうに軍配が上がる気がする。
もちろん、ヴァチカンはすばらしくて、ただなにしろ朝一番で行ったのにそれでもすごい人で、ガイドさんに言わせると今日は少ない方ですよ、とのこと。ここもツアーだけでは物足りない。ゆっくり1日見たい。
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↑ポポロ広場を見下ろしたところ。遠くにヴァチカン。イタリアの空はきれい。

そうなると次は個人旅行でゆっくりと、と思い、どの都市も何日あっても足りないだろうなぁ、と思い、そういえば食べ物はずっとイタリアンだったけど、都市によって味付けやメニューもバラエティに富んでいて、最後まで飽きなかったなぁ(食事も、ローマは塩辛くて、値段もやや高めで、ヴェネツィアの海の幸のほうがやさしい味でおいしかった)、なにしろ街のベーカリーでテイクアウトしたピザまでがめちゃくちゃ旨かった!これだけで生きていけるよ!と思う。
日本のイタリアンレストランでは、テーブルセッティングにフォークとスプーン(スパゲッティをくるくるまわすときに使う用の)が置いてあるけど、本場イタリアではスプーンは無いよって友人に言われていたが、本当だった。置いてあるのはフォークとナイフ(前菜やメインディッシュ用)で、スプーンがあるとしたら皿の向こう側にデザート用か、珈琲のソーサーに添えられているだけでした。

長距離の飛行機も心配だったが、これも全然気にならなかった。エコノミーだからもちろんせまいし、奥の席の人がトイレに行くたび立ってあげないといけないけど、それはお互い様だし。見たい映画もなかったが、それでも片道12時間もあるのでしかたなく映画を見たり数独ゲームをしたりしていた。機体が揺れたりしない限り、自分が飛行機に乗っているのを一瞬忘れているくらいだった。
団体行動は、集合時間を守らないといけなかったり、ちょっとだけ戻りたいと思っても難しかったり、ガイドさんやみんなについていくので精一杯。それでも、自分一人だけではこれだけ回れなかったと思うし、同じ方面に行く方がいたおかげでタクシーに便乗させてもらえたり、写真も撮ってもらえたり。

撮ってもらった写真を見返したら、すごくくつろいで楽しんでいる自分が写っていた。
こんなにおだやかに楽しそうな自分の顔を久しぶりに見た。
この旅行に来れただけでも、パート勤めを辞めてよかった、って思った。(辞めないと11日間も休めない)
さぁ、また、旅に行けるように、頑張るぞー!

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