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2009年12月 7日 (月)

初5キロレース参加

初5キロレース参加
↑ハーフマラソンそろそろ開始の様子。とにかくすごい人にびっくり。参加者約3000人とのこと。
初5キロレース参加
↑今回の計測チップは円盤型。くつひもを少しほどいて装着しないといけないので、ちょっと面倒。
初5キロレース参加
↑走り終わった後は、出ていた飲食テントで買ったもつ煮込みを。300円。他には、おでん、カレー、おにぎり、焼きそばなどを売ってました。

行ってきました。いたばしリバーサイド・ハーフマラソン。
前の日はお休みをとって体を休めるはずが、早朝にはテニスに行き、月曜日締め切りの校正がまだ終わらないのに、病欠の人が出たため急遽パートへ出勤するはめになり、食べ物にも気をつかえず家にあるものを食べ、校正を広げっぱなしでとりあえず夜遅くならないうちに寝て、当日は早起きしてとにかくがっつりご飯を食べて、徒歩と電車で片道2時間(同じ都内なのに!)かけて眠気と闘いながら現地へ。
会場では混んでいると思い、最寄り駅のトイレへ。しかし、ここも混んでいました。約10分待ち。男性トイレも通路まで列ができるほど並んでいました。男性トイレに列があんなにできているのは、初めて見ました。
乗り換え駅あたりから、ちらほらレース参加者らしき姿を何人も見かけました。なぜわかるか? それは、ランニング(ジョギング)シューズをはいていたり、ランニングのウェアを着ているからです。(なんとランスカ姿の人も!)
自分も悩んだ末に、更衣室が混んでいるかも、と、すぐにそのまま走れる服装ででかけました。さらに上には、寒くてもしのげるように暖かめの派手色のジャケット、くつはジョギングシューズで電車に乗りましたが、ほとんどの参加者もランニングウェアにランニングシューズ、リュックタイプのバッグ、といった姿でした。よかった。もちろん普通の格好の人もいましたが、ウェアの人が大半でした。
駅から会場の土手までも、そのいでたちが集団になってゾロゾロ歩いて行くので迷わず着けました。
会場はすごい人数! すでにトラックをウォーミングアップでしょうか、大勢が走っている! 受付のテントも、そしてもちろん会場のトイレも、たくさんの列!
私のクラスの受付の人は手際が悪く、それなのにさらに隣のクラスの受付の手伝いばかりしている。したがって、肝心の自分の担当の列がいつまでもはけないまま列が延びる。ここでも10分以上待つ。見かねて手伝いの人が途中から何人も来てくれてようやく受付完了。
45Lのビニール袋に荷物を入れて荷物置き場のテントへ置く。ここで目立つようにジャケットも入れて色を見せておく。貴重品は預けるテントがありましたが、持ち物は最小限にしてあったので利用せず、携帯と鍵はウエストポーチへ。心配していた寒さはまったく大丈夫で、むしろ暑いくらい。アンダーウェアにTシャツで走ることに。ハーフの人は足や腕を出している人が多かったくらい。
観客(応援の家族・友人)もたくさん。
ハーフマラソンのスタートが先にあり、15分後にいよいよ自分の出る5kmレース。スタート後、どんどん抜かれる。自分の遅さを目の当たりにする。前日の雨で、足元には水溜りがたくさんある。
周りの人たちの速いペースにつられて序盤速く走りすぎてしまい、不安がつのる。
2kmを過ぎて、折り返して、3kmあたりのころには人もばらけて、自分のペースで安心して走れる。このあたりから、歩いている人や、自分よりゆっくり走っている人を少しだけ抜く。
完走タイムは33分42秒。皇居の時と同じくらいのペースでした。完走できてよかった。
リバーサイド、だから、川を見ながら走るのかと思っていましたが、河川敷が広くて、川はあまり見えなかったです。

走り終わると、ゴール前にはスポーツドリンクがあったので飲み、完走票のテントは長い列ができていたので、先に荷物を受け取り(こっちは空いていた)、まだ混んでいない更衣室テントで着替える。汗をかいたままで冷えて風邪をひきたくなかったので。
下着も全部着替えてから、空いてきていた完走証と参加賞のテントに行き、あったかいモツ煮をトラックに座り込んで食べる。誰かが靴を間違えたので靴を確認してくれと何度もアナウンスが流れる。
そのうちに、ハーフのトップグループがゴールし始める。
表彰式やおたのしみ抽選会も見たかったけれど、校正が待っているので即帰途へ。同じように帰り道には参加者が何人も歩いて駅へ向かっていた。仕事や予定が待っている人は、自分だけじゃなかった。

原章二さんの本にもあったけれど(まもなくマラソン関連の新刊がでます!)、市民ランナーは、入念な準備も練習もできず、仕事や家事の隙間を縫ってレースに出ているんだなぁ、と実感しました。

帰り着いて無事校正終了。走った後は疲れてはいるけれど心地よい疲れで、頭の中は活性化しているので仕事ははかどる。宅配便に乗せる。
レースに行く前は、なんでこんな忙しい時期に申し込んじゃったんだろう、わざわざ参加費や交通費を払って、疲れているのに早起きして、いつもと同じ5kmを走るためだけにどうして遠くまで、出かけようとしているのだろう、しかも着いたらあんなにも大勢の人ごみ・・・と後悔してしまっていたけれど、走り終わったら、いや、走っている途中からやっぱり来てよかった! って思い直していました。
走っているときは、仕事のことは忘れていました。原さんの影響か、それともマラソンというスポーツがそうさせるのか、哲学的な思考が頭の中を浮き沈みしていました。
一人で参加するスポーツなのに、会場にも、スタート地点に立つ自分の周りにも大勢の、見ず知らずの人。走り始めてもしばらくは自分と違うペースの人がすぐ近くにわさわさと動き、走り、わずらわしくて気が散る。自分と違うペースの人にも、自分と同じペースでずっとそばで一緒に走っている人にも。ただ走る、ということに集中できない。
やがて、人がばらけて、ようやく自分のペースを取り戻した時に感じる、大勢の人の中の一人の自分。この大勢は、ひとりひとりみんな自分と違うけれど、みんな自分と同じだ。多分今まで、映画館や劇場や、温泉やセンター街や、そういったところで感じていた感覚と似ている。
同じ時間の同じ場所の同じ距離を共有している。同じゴールに向かっている。
それは、マラソン先輩の友人に言われた、「競争相手ではなく仲間・同志」という表現がぴったりだ。

走り終わって更衣室で、同じく初めてのレースで、いずれは長い距離のレースに出たいです、と言葉を交わした見ず知らずの人がいた。ここにも、私と違うけれど、私と同じ人がいた。
高校時代、まだ将来走るようになるなんて思ってもいなかった頃、「走っているときは、こことここ」、と頭と脚を指差して走ることについて話してくれた人がいた。
今もどこかで走っているだろうか。今こそまた話が聞きたい。

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